Trilium Notesに乗り換えていた
Trilium Notesに行き着いた
webページのスクラップなどは昔Everenoteで行っていたのだが有料化に伴ってデータすべてをエクスポートしてOneNoteに乗り換えた。
そのうちOneNoteもあまり保存には使わなくなっていき古いスクラップの保管庫に成り果てていた頃Notionを教えてもらいそちらで今度はスクラップなどしていくことになった。
Notionは機能は大変豊富で豊富すぎて別にそこまで使っていなかったのだがデータを自分の場所に保存したいと思うようになっていた。
ローカルのデータはCherryTreeというwebアプリケーションではないアプリケーションに保存していくことにしていた。
データがあっちこっちに分散しがちなそんな時Trilium Notesを知った。Dokcerで導入できるということで利用していくことになった。
導入方法
以下のようなdocker-compose.ymlファイルを作成する。
version: '2.1'
services:
trilium:
image: zadam/trilium:latest
restart: unless-stopped
ports:
- "3779:8080"
volumes:
- ./trilium-data:/home/node/trilium-data
フォルダとコンテナ作成
mkdir trilium-data
docker-compose up -d --build
これでもう http://localhost:3779
からパスワードを設定してログインできる。
過去のデータのインポート
これはどうしようもなく過去のサイトをもう一度webクリップするかコピーして貼り付けるしかなかった。
Notionにあるデータはエクスポート後取り込みは可能だったものの不完全なものになった。
webクリップ拡張機能
Trilium Notesでwebクリップするために拡張機能を導入する。
Google Chrome 拡張機能
Trilium Web Clipper Chromeウェブストア
Firefox拡張機能
拡張機能導入後に拡張機能からTrilium Notesが動作しているサーバーのアドレスを入力する。
接続に成功すればさっそく拡張機能アイコンからwebクリップができるようになる。
クリップされたページは Calendar の日時フォルダ以下に保存される。
他のTrilium Notesサーバーとの同期
別マシンで動作させているTrilium Notesと内容を同期することもできる。
Trilium Notesの左側バーの一番上にアイコンから Options -> Sync -> Sync Configuration の項目に同期元Trilium Notesサーバーのアドレスを入力する。
下の方にある Sync test からTest sync を行い同期テストを行う。
これに成功すれば左のバーの下の方にあるWifiアイコンから手動同期できるほか自動的にも同期するようになる。
ローカルネットワーク外からの接続
自分はすでに動作しているTailscaleがあるのでこれで接続することにした。
昔のChangelogファイル
これもとうとう昔ながらのテキストファイルからTrilium Notes内に保存するようにした。
最近は作業ログとしてのみ利用している。元はうちのサイトそのものだったのだが。
まとめ
- 外部サービスに頼らないので心配することがない
- 同期・自動バックアップするのでサーバーが一つ吹っ飛んだくらいではなんということはない
- Notionと比べたら機能はしょぼめ
- 永遠に残るソフトはないので将来また乗り換える羽目になるかも
機能はまだいろいろあるのだが普通に使う範囲ではここまでで書いたことで十分なので割愛する。