nostr protocolなDamusしてみる

作成:
heroimage

Twitter の大量凍結事件

大体毎年やっている恒例行事。

マシュマロ連携していて自動投稿が ON だった人が多いらしいが関係ない人も巻き込まれた模様だ。

凍結基準はやっぱりわからない。

web3 SNS Damus に乗り込む

そんな Twitter から逃げ込んだ人々はマストドンや Pawoo へ行ったわけではあるが Twitter に帰るのは間違いない。

ところで分散型 SNS はプロトコルの策定が進められている。そんな中で web3 sns だとか言ってる仮想通貨投げ銭機能付き SNS Damus をやってみる。

ios 版アプリ Damus

AppStore から Damus を普通にインストール

アカウントの作成というものは無く秘密鍵を generate するとそれが実質アカウントになる。

初回の画面は意味がわからないかもしれないが単純にあなたの秘密鍵はこれで公開鍵はこれですよと表示しているだけで決めるのは名前ぐらいだ。

自分のアイコンも背景も変えられないんですけど

変えられるが Damus 画像アップロード機能がないだけである。 これは nostr protocol 担いとかそういう話ではなくその部分はクライアントが実装するかどうかというだけである。メールと同じでそこはクライアント次第なのだ。

profile はアイコン画像 banner はタイムライン上部の背景画像になる。 入力欄には画像の URL を貼る。

nostr protocol とは?

日本語訳版 長いので別の記事にした

以下のものを Google 日本語訳しただけ https://github.com/nostr-protocol/nostr

自分のドメインを使って認証済みアカウントになる

Damus は nostr protocol を使ったアプリケーションの一つにすぎない。 nostr protocol では最近できた本人確認方法である NIP-05 認証方式を利用できる。

以下はあくまで自分の場合のやり方であり、他にも github を利用した方法もある。

本人確認方法は以下の通り

  • 認証用サーバー(個人サイト持ちならばそのサーバー) のルートに .well-known フォルダを作る
  • 独自ドメインは必須
  • その下に nostr.json ファイルを作成し以下のように記載する
{
  "names": {
    "ubanis": "c75622fd77ff9aa0e0ae9b213fd06170940807065d997e9c28ff8a67a9b66e1d"
  }
}

右の16進数文字列は Damus の PublcKey なのでそこからコピーしてhttps://damus.io/key/で16進数文字列に変換できる。

  • その後 Damus アプリから認証先を ubanis@ubanis.com とする
  • @の手前が names の項目名、右側がドメインである

基本的に仮想通貨絡みの人間ばかり集まっている印象だ。 日本でまともに紹介されていないうえに UI も英語で初見の人間にはわかりづらい。

画像のアップロードもアプリ単体ではできないのであくまで初期バージョンだなといったところだ。

タイムラインは読み込みが終わるまで名前が公開鍵で画像もデフォのままなのでしばらく同期を待つしか無い。

Relay されているサイトに投稿が順番に送られていくようだ。そのため遅延も発生する。